【保存版】LINE公式アカウントの認証済・未認証の違いとは?

LINE公式アカウントの認証・未認証アカウントの違いとは
  • LINE公式アカウントの認証済、未認証って何が違うの?
  • 認証済アカウントと未認証アカウントそれぞれのメリット・デメリットが知りたい
  • 認証済アカウントの開設方法や審査について詳しく知りたい


こういった疑問にお答えします。

本記事の内容

  • LINE公式アカウントの認証済アカウントと未認証アカウントとは?
  • 認証済アカウントと未認証アカウントのメリット・デメリット
  • 認証済アカウントの開設方法と審査内容や審査期間


本記事の執筆者

むとうりょう

LINEマーケティングを主軸とした法人の代表で、現役のLINEマーケター。過去に構築・コンサルティングしたLINE公式アカウント50アカウント以上。


こういった僕が、解説していきます。

目次

LINE公式アカウントの認証済アカウントと未認証アカウントとは?

LINE公式アカウントは以下の2種類に分かれています。

どちらも料金は同じですが、利用できるサービスなどが異なります。

  1. 認証済アカウント
  2. 未認証アカウント


それぞれについて解説していきます。

1. 認証済アカウントとは?

認証済アカウントとは、審査のリクエストを行い、審査に通過したアカウントのことです。

詳しくは後述しますが、友だち追加広告の出稿など、認証済アカウントにしかできない広告や設定が可能になるメリットがあります。

ちなみに審査自体は無料で申請できます。

2. 未認証アカウントとは?

未認証アカウントとは、LINE公式アカウントの種類のもう一つです。

基本的にLINE公式アカウント開設直後は、全て未認証アカウントです。

認証リクエストを行い、認証された場合のみ前述した認証済アカウントとなります。

認証済アカウントのメリット・デメリット

認証済アカウントのメリット・デメリットは下記の通りです。

認証済アカウントのメリット

  1. 友だち追加広告が利用できる
  2. LINEアプリの友だち検索結果に表示される
  3. 店舗用ポスターがダウンロードできる
  4. 請求書決済が利用できる

それぞれについて詳しく解説します。

1.友だち追加広告が利用できる

友だち追加広告とは、LINE広告のなかでも特に注目されている広告です。

一般的な広告は、広告がクリックされたタイミングや、表示されたタイミングで課金となります。

しかし、友だち追加広告は友だち追加されたタイミングで課金されるため、完全成果報酬の広告です。

友だち一人あたり300円以下で集められる事例も多数見受けられ、審査に通りやすい業種やサービスであれば使わない手はない広告です。


2.LINEアプリの検索結果に表示される

LINEアプリで友だち検索をした際に、認証済アカウントであれば検索結果に表示されます。

誰でもアカウントを検索すれば見つけられるため、信頼性も高く、追加されやすいのがメリットです。


3.店舗用ポスターがダウンロードできる

引用:ポスターの印刷データ

こちらのポスターデータが無料でダウンロードできます。

未認証アカウントでもダウンロードできるものの、キャラクターがいないので、少し寂しい感じになります…。


4.請求書決済が利用できる

LINE公式アカウントの有料プランを利用する際に、「Paid」という決済サービスを利用した請求書での決済が選択できるようになります。


認証済アカウントのデメリット

認証済アカウントは魅力的なメリットがある反面、デメリットもあります。

  1. 審査に落ちるとアカウントが削除されるリスクがある
  2. 業種やサービスによってはそもそも利用できない

もちろん100%ではありませんが、審査に落ちると同時にアカウントが削除される(BANされる)リスクもあります。

審査に出す際は慎重に検討しましょう。


アカウント削除が心配な方へ

アカウント削除が心配な方は、下記の対処法がおすすめです。

  • 事前に規約に違反するサービスや業種に該当していないか確認する
  • 新しいLINE公式アカウントを作成して認証リクエストを行う

規約に違反するサービスや業種は下記にまとめました。

LINE公式アカウントを開設できない業種やサービス

下記に該当するような業種やサービスはアカウント開設ができません。

医療

・日本国内で未承認の医薬品等
・医薬品等の個人輸入代行
・治験に係わる被験者の募集 

出会い

街コンイベント会社、相席居酒屋・相席ラウンジ、出会い喫茶、出会いバー、出会いパーティー、テレクラ、ライブチャット、インターネット異性紹介事業(出会い系サイト・アプリを含む)

アダルト

性風俗店、アダルトショップ、その他店舗・サービス

連鎖販売取引

ねずみ講、マルチ商法・MLM、ネットワークビジネス

引用:LINE公式アカウントガイドライン

上記の他にもLINE公式アカウントの利用が禁止されている業種やサービスがあります。

LINE公式アカウント開設の前に、ご自身のサービスがガイドラインに違反していないか確認しておくと安心です。


未認証アカウントのメリット・デメリット

未認証アカウントのメリット・デメリットは下記のとおりです。

未認証アカウントのメリット

  1. 審査がないため簡単にLINE公式アカウントを開設できる
  2. LINEアプリの検索結果に出ないためクローズドで利用しやすい

法人、個人など関わらず誰でも気軽に始められるのが未認証アカウントのメリットです。


未認証アカウントのデメリット

未認証アカウントの大きなデメリットとしては、友だち追加広告が使えないことです。

ただ、特に広告を出すようなアカウントでなければ、デメリットとなるような要素は特にありません。


認証済アカウントと未認証アカウントの違い【表で解説】

LINE公式アカウントの認証済アカウントと未認証アカウントの違いを表にまとめました。

ひと目で違いを確認したい時は下記をご確認ください。

スクロールできます
認証済アカウント未認証アカウント
審査ありなし
バッジの色紺色灰色
友だち追加広告利用できる利用できない
LINEアプリの検索結果表示される表示されない
販促用ポスター無料DL可能DLできない
請求書決済選択可能選択不可
POPなどの発注可能不可

認証済アカウントの開設方法と審査

認証済アカウントの開設方法や審査についてまとめました。

認証済アカウントの開設方法

認証済アカウントの開設方法は3ステップです。

  1. LINE公式アカウントを開設する
  2. 認証リクエストを行う
  3. 審査に通り認証済アカウントとなる

認証済アカウントを作る際も、まずは未認証アカウントを作成するところから始まります。

LINE公式アカウントの作り方」を参考に、開設してみてください。

申し込み完了ページに「アカウント認証をリクエストする」というボタンが表示されるので、そのボタンをクリックすると申請を進められます。

もしも、すでにLINE公式アカウントを作成している場合は、LINE公式アカウントにログインし、「設定」→「アカウント認証をリクエスト」をクリックして手続きを進めます。

アカウント認証をリクエストするページ


認証済アカウント開設時の注意点

LINE公式アカウントを開設できない業種やサービス」に該当する場合、認証リクエストをして審査に落ちるタイミングで、アカウントが削除になるケースもあります。

事前に確認してから認証リクエストを行うようにしましょう。


審査に関するよくある質問

認証済アカウントを作成する際の審査は心配なことが多いですよね。

よくある質問をまとめましたので、下記を参考にしてみてください。


Q1. 審査基準は?

LINE公式アカウントの公式サイトで発表されている基準は下記です。

1. LINEユーザーの不利益につながる可能性がないか

2. 法令における規制の有無と規制内容に抵触するものでないか

3. 利用規約第18条「禁止行為」各号に該当するおそれがないか

4. 当社が独自に定める審査基準を満たすか否か

5. 当社の事業へ悪影響を及ぼす、あるいは当社の信用を損なうものでないか

引用:LINE for Business

ただ、明確な審査基準は公開されていないため、慎重に検討する必要があります。


Q2. 審査期間はどのくらい?

土日祝日を除いた10日前後が目安ではありますが、状況によって前後することがあります。

結果はメールで届くので、確認が漏れないように注意しておきましょう。

また、迷惑メールフォルダなどに振り分けられる可能性があるため、メールが届かない場合は確認しておくと安心です。


Q3. 審査に落ちるとアカウントが削除されるって本当?

審査に落ちるとアカウントが削除される可能性があります。

特にLINE公式アカウントの規約に違反しているアカウントの場合は、そもそも作成することが禁じられているため削除されるリスクが極めて高いです。

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この記事を書いた人

武藤 亮のアバター 武藤 亮 OptFlex合同会社 代表社員

LINEマーケティング支援のOptFlex合同会社を経営。SEO、リスティング広告、LINEマーケティングなど、Webマーケティングに関して幅広い知見を持つ。50アカウント以上のLINE公式アカウント構築経験を持ち、コンサルティングに入ったアカウントも含めると100アカウント以上に渡る。4億円以上の売上に貢献してきた経験を元に最適解を提供。

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