本記事の内容
- 「友だち登録した公式LINEを削除する方法は?」
- 「LINE公式アカウントの管理者・運用者を削除する方法は?」
- 「LINE公式アカウントを削除する際の注意点は?」
こういった疑問にお答えします。
本記事の執筆者

LINEマーケティングを主軸とした法人の代表で、現役のLINEマーケター。SEO・リスティング広告 × 公式LINE運用支援でクライアント様の年商を1億→4億円以上に上げた経験あり。Webマーケティング全体の導線から最適なLINE設計を組むのが得意。
こういった僕が、解説していきます。
友だち登録した公式LINEを削除する方法
LINE公式アカウントを削除する方法にはいくつかの手順があり、目的に応じて適切な操作を選ぶ必要があります。
本記事では、「非表示」「ブロック」「削除」の違いを解説し、具体的な削除方法を詳しく説明します。
また、削除したLINE公式アカウントを再度復活させる方法についても触れます。
非表示・ブロック・削除の違い
友だち登録したLINE公式アカウントに対する操作として、LINEアプリでは「非表示」「ブロック」「削除」の3つがあります。
- 非表示: 友だちリストから一時的に隠すだけで、メッセージの受信は可能です。
- ブロック: メッセージの受信を停止しますが、再度友だちに追加することが可能です。
- 削除: 友だちリストから完全に削除し、再度友だちに追加するには再登録が必要になります。



そのLINE公式アカウントと友だちではない状態にするためには、「削除」する必要があります。
完全に削除する方法
LINE公式アカウントを完全に削除する方法は、以下の手順です。
- まず、削除したいLINE公式アカウントをブロックします。
- ホームタブから設定にアクセスします。
- 友だちセクションに進みます。
- ブロックリストを開きます。
- 対象の公式LINEアカウントを選択し、削除を実行します。
この操作により、選択したLINE公式アカウントは友だちリストから完全に削除されます。



いきなり削除することはできません。まずは「ブロック」することが最初の手順です。
削除した公式LINEを復活させる方法
削除した公式LINEアカウントを復活させるには、再度そのLINE公式アカウントを友だち追加する必要があります。
友だち追加する方法はいくつかありますが、簡単な方法を紹介します。
- LINEアプリ内で公式アカウント名を検索します。
- 「友だち追加」を選択します。
この手順により、削除したアカウントを再び友だちリストに復活させることができます。



検索に出てこない場合は、そのLINE公式アカウントの登録リンクがあるSNSやHPからLINE登録リンクを探して友だち追加しましょう。
【企業・事業主向け】LINE公式アカウントを削除する方法
ここからは事業者向けの内容です。
- 作成したLINE公式アカウントを削除する方法
- LINE公式アカウントの管理者・運用担当者を削除する方法
こういった内容について分かりやすく解説していきます。



アカウントを削除して後悔しないように、アカウント削除の前に知っておくべき注意点をご紹介します。
LINE公式アカウントを削除する際の注意点
LINE公式アカウントを削除する前に、下記の8つの注意点を確認してください。
- バックアップを取る
- アカウント削除の告知をする
- LINE以外の連絡手段を確保する
- 友だちが全て削除される
- 分析データが削除される
- 利用料は返金されない
- 追加料金や継続課金に注意する
- 削除すると復活できない



これからお伝えする内容を知らずにアカウントを削除してしまうと後悔する可能性があります。必ずご確認ください。
バックアップを取る
すべてのメッセージ履歴や友だちのデータをバックアップしておくことをおすすめします。
削除後はこれらのデータを復元することができません。重要な情報が失われるのを防ぐため、必ず事前にバックアップを取り、必要なデータが保存されていることを確認してください。
アカウント削除の告知をする
LINE公式アカウントの友だちに対して、アカウントの削除について事前に告知を行いましょう。
いきなり削除するとHPやSNSから問い合わせが来て返信対応に追われる可能性があります。
事前告知を行うことで、LINE外での繋がりを維持することもできますし、信頼関係を維持することが可能です。
LINE以外の連絡手段を確保する
LINE公式アカウントを削除する理由がある場合、新しい連絡手段を確保しておくのもおすすめです。
せっかく集めたLINEの友だちを削除してしまうのはもったいないです。
- Chatworkグループ
- Facebook Messenger
- メールマガジン
など、何かしらの方法で関係を維持しておくと万が一のときでも安心です。
友だちが全て削除される
アカウントを削除すると、すべての友だちリストが消去されます。
再度アカウントを作成しても、以前の友だちリストは二度と復元できません。
ゼロから友だち集めをしていく必要があります。
分析データが削除される
削除後30日が経過すると、すべての分析データも完全に削除されます。
これにより、過去のデータ分析や顧客の動向を追跡することが不可能になります。
必要なデータは、アカウントを削除する前に保存しておきましょう。
利用料は返金されない
アカウントを削除しても、月の途中の料金は返金されません。
利用料金が発生している場合、削除前に契約期間を確認し、削除のタイミングを検討することが重要です。
追加料金や継続課金に注意する
削除後も一部のサービスに対して追加料金や継続課金が発生する可能性があります。
特に、LINE公式アカウント拡張ツール(Lステップなど)を契約している場合は、LINE公式アカウントとは別に各ツールで解約手続きが必要です。
契約内容を確認し、不要な課金が続いてしまわないように注意しましょう。
削除すると復活できない
一度削除したアカウントは復元することができません。
アカウント削除を実行する前に、慎重に考慮し、必要なデータや情報をすべて確認してから実行するようにしましょう。
LINE公式アカウントを削除する手順
LINE公式アカウントを削除するための具体的な手順は以下の通りです。
- LINE Official Account Managerにログインします。
- アカウント設定を開きます。
- アカウントの削除オプションを選択します。
- 削除理由を入力し、確認画面で削除を確定します。
この手順に従うことで、LINE公式アカウントを完全に削除することができます。
LINE公式アカウント運用者の削除方法【権限別】
LINE公式アカウントの運用者を削除する場合、権限によって手順が異なります。
管理者権限を持つ場合
- LINE Official Account Managerにログインします。
- 画面右上の「設定」をクリック
- 「権限管理」をクリック
- 削除したいメンバーを選択し、削除
「運用担当者」の場合
運用担当者は、メンバー管理の権限がありません。
管理者に削除を依頼してもらう必要があります。
- 管理者に連絡し、削除を依頼します。
- 管理者が上述の手順に従ってメンバーを削除します。
「管理者」を変更したい場合
最初にLINE公式アカウントを作成した管理者が退職したり、運営メンバーからいなくなった場合、管理者を変更する必要があります。
管理者を変更する手順は下記です。
- 元々の管理者が管理者権限で次の管理者を招待
- 新管理者が管理画面にログイン
- 元々の管理者を削除
【まとめ】LINE公式アカウントの削除は慎重に!
LINE公式アカウントの削除は慎重に行う必要があります。
削除前にデータのバックアップを取り、友だちへ事前告知を行いましょう。
特に企業や事業主の場合、LINE公式アカウントの削除による影響を最小限に抑えるための代替手段を用意することが重要です。また、削除後の追加料金や継続課金にも注意してください。
LINE公式アカウントを削除する手順を正確に把握し、一度削除したアカウントは復元できないことを理解した上で、適切な対応を行ってください。この記事が、LINE公式アカウントを安全に削除するための参考になれば幸いです。