【2024年最新版】Lステップの解約方法の注意点と手順を徹底解説

Lステップの解約方法

Lステップは多くの事業者に利用されているLINEマーケティングツールですが、様々な理由で解約を検討される方もいらっしゃいます。

本記事では、Lステップの解約方法や注意点について、最新の情報を交えて詳しく解説します。

解約を検討されている方はもちろん、Lステップの利用を始めたばかりの方も、契約内容をよく理解するためにぜひ最後までお読みください。

本記事の執筆者

むとう

LINEマーケティングを主軸とした法人の代表で、現役のLINEマーケター。SEO・リスティング広告 × 公式LINE運用支援でクライアント様の年商を1億→4億円以上に上げた経験あり。Webマーケティング全体の導線から最適なLINE設計を組むのが得意。

こういった僕が、解説していきます。

 

目次

Lステップの解約手順

Lステップの解約は、基本的に2つのステップで完了します。

むとう

ここでは、その具体的な手順を詳しく説明していきます。

解約申請フォームにアクセスする

まず最初に行うべきことは、Lステップの解約申請フォームにアクセスすることです。

このフォームは、Lステップの管理画面から直接アクセスすることができます。

以下の手順に従って、解約申請フォームを見つけてください。

  1. Lステップの管理画面にログインします。
  2. 画面右下にあるチャットボットアイコンをクリックします。
  3. 「よくある質問を見る」を選択します。
  4. 「契約/料金について」のカテゴリーを選択します。
  5. 「解約について」のオプションを選択します。
  6. 表示される解約に関する説明文の中に、解約申請フォームへのリンクがあります。

このリンクをクリックすることで、解約申請フォームのページに移動することができます。

必要事項を入力して送信する

解約申請フォームにアクセスできたら、次は必要事項を入力して送信します。

フォームには以下のような項目があります。正確に入力することが重要です。

  1. 契約者名
  2. 契約申請時のメールアドレス
  3. 初回決済番号(決済時に届いているメールに記載されています)
  4. LINE公式アカウントのID(@から始まる英数字のID)
  5. 解約理由
  6. その他お問い合わせ内容(任意)

すべての必要事項を入力したら、内容をよく確認してから送信ボタンをクリックします。

送信後は解約申請完了のメールが届くまで待ちます。

このメールが届いたことをもって、正式に解約手続きが完了したとみなされます。

以上が、Lステップの基本的な解約手順です。

むとう

しかし、解約にはいくつかの重要な注意点があります。

Lステップ解約時の5つの重要な注意点

Lステップの解約手順自体は比較的シンプルですが、スムーズに解約を進め、後々のトラブルを避けるためには、いくつかの重要な注意点を押さえておく必要があります。

ここでは、Lステップを解約する際に特に注意すべき5つのポイントについて詳しく解説していきます。

課金日の3営業日前までに申請が必要

むとう

Lステップの解約において最も重要な注意点の一つが、申請のタイミングです。

解約申請は、次回の課金日の3営業日前までに行う必要があります。

この期限を過ぎてしまうと、次月分の料金が発生してしまう可能性があります。

例えば、毎月15日が課金日だとすると、11日(土日祝日を除く)までに解約申請を完了させる必要があります。

課金日は契約者によって異なりますので、自分の契約内容をしっかりと確認しておくことが大切です。

Lステップの管理画面から、自分の契約内容や課金日を確認することができます。

解約を検討し始めたら、まずはこの情報を確認し、余裕を持ってスケジュールを立てましょう。

初回課金後3ヶ月間は解約不可

Lステップには、契約後一定期間は解約できない「最低利用期間」が設けられています。

具体的には、初回課金が発生してから3ヶ月間は解約することができません。

例えば、4月1日に初回課金が発生した場合、7月1日以降でないと解約申請ができないということです。

この規定は、ユーザーがLステップの機能を十分に試す時間を確保するためのものですが、解約を検討する際には注意が必要です。

無料トライアル期間中に解約する場合は、この制限は適用されません。

しかし、一度課金が発生してしまうと、最低でも3ヶ月分の利用料を支払う必要があります。

新規でLステップの利用を検討している方は、この点をよく理解した上で契約を決めることが重要です。

データのバックアップは必須

むとう

Lステップを解約すると、アカウント内のすべてのデータが削除されます。

これには、友だちリスト、配信履歴、アンケート結果など、マーケティング活動に関わる重要なデータが含まれます。

そのため、解約前に必要なデータのバックアップを取っておくことが非常に重要です。

Lステップでは、以下のようなデータをCSV形式でエクスポートすることができます。

  1. 友だち情報
  2. タグ
  3. その他、各友だちの登録日など

解約の手続きを始める前に、必要なデータを全てエクスポートし、安全な場所に保存しておきましょう。

LINE公式アカウントの再利用不可

Lステップを解約すると、そのアカウントで使用していたLINE公式アカウントは、再度Lステップと連携させることができなくなります。

つまり、一度解約したLINE公式アカウントで再びLステップを利用したい場合、新しいLINE公式アカウントを作成する必要があります。

これは、LINE公式アカウントの友だち数やこれまでの配信履歴などが失われる可能性があることを意味します。

したがって、解約を決断する前に、以下の点をよく検討することが重要です。

  1. 将来的にLステップを再利用する可能性はないか
  2. 現在のLINE公式アカウントの友だち数や配信履歴は維持したいか
  3. 新しいLINE公式アカウントを作成することによる影響はないか
むとう

今後、同じLINE公式アカウントとLステップを紐づける可能性が本当にゼロなのか再度検討しておきましょう。

解約後のキャンセルは不可能

Lステップの解約申請をいったん送信すると、その決定をキャンセルすることはできません。

つまり、解約申請フォームを送信した時点で、解約が確定したものとみなされます。

この仕組みは、解約処理を迅速に行うためのものですが、ユーザーにとっては注意が必要な点です。

例えば、解約申請をした後に「やっぱりLステップを続けたい」と思っても、それはできません。

再度Lステップを利用したい場合は、新規契約として扱われ、新しいアカウントを作成する必要があります。

そのため、解約を決断する前に、以下のような点を十分に検討することをお勧めします。

  1. 本当にLステップが不要なのか、再考の余地はないか
  2. 解約後の代替案は十分に検討できているか
  3. チームや関係者全員が解約に同意しているか

解約の決定は慎重に行い、申請フォームを送信する前に必ず最終確認をしましょう。

以上が、Lステップ解約時の5つの重要な注意点です。

これらの点を十分に理解し、適切に対応することで、スムーズな解約手続きが可能になります。

次のセクションでは、解約前に確認すべき具体的なポイントについて詳しく解説していきます。

解約前に確認すべき4つのポイント

Lステップの解約を決意したら、実際に解約手続きを行う前にいくつかの重要なポイントを確認する必要があります。

これらのポイントを事前にチェックすることで、解約後のトラブルを防ぎ、スムーズな移行が可能になります。

ここでは、解約前に必ず確認すべき4つのポイントについて詳しく説明します。

リッチメニューの解除

Lステップを利用してLINE公式アカウントのリッチメニューを設定している場合、解約前にこれを解除する必要があります。

リッチメニューとは、LINE公式アカウントのトーク画面下部に表示されるメニュー機能のことです。

Lステップから設定されたリッチメニューは、解約後も残ってしまう可能性があります。

これを放置すると、ユーザーが機能しないメニューをタップしてしまい、不便を感じる原因となります。

リッチメニューの解除手順

  1. Lステップの管理画面にログインします。
  2. 「設定」メニューから「リッチメニュー設定」を選択します。
  3. 現在設定されているリッチメニューを確認し、「解除」ボタンをクリックします。
  4. 解除の確認メッセージが表示されるので、「はい」を選択します。
むとう

リッチメニューを解除した後、LINE公式アカウントのトーク画面で実際に解除されていることを確認しましょう!

スマートフォン連携の解除

Lステップでは、スマートフォンアプリとの連携機能を提供しています。

この機能を利用している場合、解約前に必ずスマートフォン連携を解除する必要があります。

連携を解除せずに解約すると、スマートフォンアプリに残っているデータとの不整合が生じる可能性があります。

スマートフォン連携の解除手順

  1. Lステップの管理画面にログインします。
  2. 「設定」メニューから「スマートフォン連携」を選択します。
  3. 現在連携されているデバイスの一覧が表示されるので、各デバイスの「解除」ボタンをクリックします。
  4. 解除の確認メッセージが表示されるので、「はい」を選択します。

すべてのデバイスの連携を解除したことを確認してから、次のステップに進みましょう。

代替ツールの検討

Lステップを解約した後も、LINE公式アカウントを活用したマーケティング活動を継続したい場合は、代替ツールの検討が必要です。

Lステップに代わるツールを事前に選定し、移行の準備を整えておくことで、解約後のビジネスへの影響を最小限に抑えることができます。

むとう

Lステップの代替ツールを検討する際は、以下の点を参考にしてみてください。

  1. 必要な機能が揃っているか
  2. 価格設定が自社の予算に合っているか
  3. 使いやすさやサポート体制は十分か
  4. データの移行が容易にできるか
  5. セキュリティ面は問題ないか

代替ツールの候補がいくつか挙がったら、それぞれの無料プランなどを利用して実際に使ってみることをおすすめします。

実際に操作してみることで、自社のニーズに最も合ったツールを選ぶことができます。

解約理由の再確認

最後に、もう一度解約の理由を見直し、本当に解約が最善の選択肢かどうかを再確認することが重要です。

解約を検討する理由は様々ですが、よくある理由とその対策を以下に挙げます。

  1. 使い方が分からない
    Lステップのサポートチームに相談したり、公式のチュートリアルやマニュアルを確認したりすることで解決できる場合があります。
  2. 費用対効果が感じられない
    現在の使用方法を見直し、Lステップの機能をフル活用できているか確認してみましょう。
  3. 他のツールに移行したい
    Lステップにない必要な機能がある場合は、確かに移行も一つの選択肢です。ただし、移行に伴うデータの損失やコストも考慮する必要があります。

これらの点を十分に検討し、それでも解約が最適な選択だと判断した場合は、解約手続きを進めましょう。

以上が、解約前に確認すべきポイントです。

これらのポイントを丁寧にチェックすることで、解約後のトラブルを防ぎ、スムーズな移行が可能になります。

Lステップ解約後のデータ移行と再設定

Lステップを解約した後も、これまで蓄積してきたデータや構築してきたマーケティング戦略を活かすことが重要です。

このセクションでは、解約後のデータ移行と新しい環境での再設定について詳しく説明します。

データのエクスポートと保存

解約前に必ずデータのエクスポートを行う必要があります。Lステップからエクスポート可能な主なデータは以下の通りです。

  1. 友だち情報:名前、属性、タグなどの情報が含まれます。
  2. クロス分析:タグや友だち情報の分析結果です。
  3. その他、Lステップの友だちに関する情報

これらのデータはCSV形式でエクスポートできます。エクスポートしたデータは、セキュアな環境で保管しましょう。

新しい環境での再設定

Lステップ解約後、新しいツールや環境でLINEマーケティングを継続する場合は、以下の手順で再設定を行います。

  1. LINE公式アカウントとの連携
    新しいツールとLINE公式アカウントを連携させます。この際、LINE側での認証が必要になる場合があります。
  2. 友だちデータのインポート
    エクスポートした友だち情報を新しいツールにインポートします。インポートできないツールもあるのでご注意ください。
  3. タグ・セグメントの再構築
    友だちに付けていたタグやセグメントを新しい環境で再現します。これにより、これまでのターゲティング戦略を継続できます。
  4. 配信シナリオの再設定
    自動配信や定期配信の設定を新しいツールで再現します。配信内容や条件設定を確認しながら、慎重に行いましょう。
  5. リッチメニューの再設定
    LINE公式アカウントのリッチメニューを新しいツールで再設定します。デザインやリンク先を確認し、ユーザー体験を損なわないよう注意しましょう。

データ移行後の確認事項

データ移行と再設定が完了したら、以下の点を必ず確認しましょう。

  1. 配信テスト
    実際にメッセージを配信し、正しく届くか確認します。
  2. リンクの動作確認
    リッチメニューやメッセージ内のリンクが正しく機能するか確認します。
  3. 自動配信の動作確認
    設定した自動配信シナリオが正しく動作するか、テスト配信で確認します。

プライバシーとデータセキュリティの考慮

データ移行の際は、ユーザーのプライバシーとデータセキュリティに十分注意を払う必要があります。

以下の点に特に気をつけましょう。

  1. 個人情報の取り扱い
    移行するデータに個人情報が含まれる場合、その取り扱いには細心の注意を払います。
  2. アクセス権限の管理
    新しい環境でのデータアクセス権限を適切に設定し、不必要なアクセスを防ぎます。
  3. 古いデータの削除
    移行が完了し、新しい環境での動作確認が終わったら、古い環境に残っているデータは適切に削除します。

以上が、Lステップ解約後のデータ移行と再設定に関する主な注意点です。

慎重かつ計画的に進めることで、これまでのマーケティング活動の成果を新しい環境にスムーズに移行することができます。

よくある質問(FAQ)

Lステップの解約に関して、ユーザーからよく寄せられる質問とその回答をまとめました。

解約を検討する際の参考にしてください。

解約後もLINE公式アカウントは使えますか?

はい、使用できます。

Lステップを解約しても、LINE公式アカウント自体は引き続き利用することができます。

ただし、Lステップで設定していた自動応答やリッチメニューなどの機能は使用できなくなります。

LINE公式アカウントの基本的な機能(メッセージ配信、友だち管理など)は、LINE公式アカウントマネージャーから継続して利用可能です。

Lステップの高度な機能を活用していた場合は、代替ツールの導入を検討するか、LINE公式アカウントマネージャーでの運用方法を見直す必要があります。

解約手続きにはどのくらい時間がかかりますか?

解約手続き自体は、申請フォームの送信で完了するため、数分程度で終わります。

ただし、解約の処理が完了するまでには通常2〜3営業日かかります。

解約申請は次回の課金日の3営業日前までに行う必要があることに注意してください。

例えば、毎月15日が課金日の場合、遅くとも10日頃までには解約申請を行う必要があります。

解約完了の通知は、登録されているメールアドレスに送信されます。

この通知を受け取るまでは、解約が正式に完了したとは言えませんので、必ず確認するようにしてください。

解約後に再度Lステップを利用することはできますか?

はい、可能です。ただし、いくつかの制限があります。

解約後に再度Lステップを利用する場合、新規契約として扱われます。

つまり、以前使用していたアカウントやデータを再利用することはできません。

解約前に使用していたLINE公式アカウントを、再度Lステップに再連携することもできません。

新たにLステップを利用する場合は、新しいLINE公式アカウントを作成する必要があります。

これは、一度解約したアカウントの友だちリストやメッセージ履歴などのデータが完全に削除されるためです。

したがって、解約を決断する前に、将来的な再利用の可能性についても十分に検討することをおすすめします。

月の途中で解約した場合、料金は日割り計算されますか?

いいえ、Lステップの料金は日割り計算されません。

月の途中で解約しても、その月の利用料金は全額請求されます。

例えば、月額料金が10,000円で、月の15日に解約した場合でも、10,000円の全額が請求されます。

このため、費用面を考慮すると、課金日のタイミングに合わせて解約するのが最も効率的です。

解約を検討している場合は、次回の課金日を確認し、それに合わせて解約のタイミングを計画することをおすすめします。

解約前にすべてのデータをエクスポートする方法はありますか?

はい、Lステップでは主要なデータを一括でエクスポートする機能が用意されています。

具体的な手順は以下の通りです。

  1. Lステップの管理画面にログインします。
  2. 「友だちリスト」を選択します。
  3. 一番下までスクロールして、「csv操作」をクリック
  4. 「CSVエクスポート」をクリック
  5. エクスポートしたいデータの種類にチェックを入れます。
  6. 「この条件でダウンロード」ボタンをクリックします。
  7. 準備ができたら「CSVエクスポートリスト」からダウンロードできます。

解約前に必ずこの作業を行い、重要なデータを保護することをおすすめします。

以上が、Lステップの解約に関するよくある質問とその回答です。

これらの情報を参考に、解約の判断や手続きを進めていただければと思います。

むとう

何か追加の質問や不明点がありましたら、Lステップのサポートチームに直接お問い合わせいただくと安心です。

まとめ

Lステップの解約は、慎重に検討し、適切な準備を行うことで、スムーズに進めることができます。

本記事で解説した主要なポイントを以下にまとめます。

  1. 解約手順は基本的に2ステップ
    • 解約申請フォームへのアクセス
    • 必要事項の入力と送信
  2. 解約時の重要な注意点
    • 課金日の3営業日前までに申請が必要
    • 初回課金後3ヶ月間は解約不可
    • データのバックアップは必須
    • LINE公式アカウントの再利用不可
    • 解約後のキャンセルは不可能
  3. 解約前に確認すべきポイント
    • リッチメニューの解除
    • スマートフォン連携の解除
    • 代替ツールの検討
    • 解約理由の再確認
  4. 解約後のデータ移行と再設定
    • データのエクスポートと保存
    • 新しい環境での再設定
    • データ移行後の確認事項
    • プライバシーとデータセキュリティの考慮

Lステップの解約を検討する際は、以下の点を十分に検討することをお勧めします。

  • 本当にLステップが不要なのか、再考の余地はないか
  • 解約後の代替案は十分に検討できているか
  • チームや関係者全員が解約に同意しているか

解約後も、LINE公式アカウントを活用したマーケティング活動は継続できます。ただし、Lステップの高度な機能が使えなくなるため、代替手段の準備が重要です。

Lステップの解約は、ビジネスのマーケティング戦略に大きな影響を与える可能性があります。本記事の情報を参考に、慎重に判断し、適切な手順で解約を進めていただければ幸いです。

不明点がある場合は、Lステップのサポートチームに直接問い合わせることも検討してください。彼らは、あなたの状況に応じた具体的なアドバイスを提供してくれるでしょう。

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この記事を書いた人

武藤 亮のアバター 武藤 亮 OptFlex合同会社 代表社員

LINEマーケティング支援のOptFlex合同会社を経営。SEO、リスティング広告、LINEマーケティングなど、Webマーケティングに関して幅広い知見を持つ。50アカウント以上のLINE公式アカウント構築経験を持ち、コンサルティングに入ったアカウントも含めると100アカウント以上に渡る。4億円以上の売上に貢献してきた経験を元に最適解を提供。

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